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訪問看護ステーション和の企業理念

【企業理念】

人は誰しも尊重される存在である。お互いの価値観を認め、高め合う関係性をつくることを念頭に、地域社会での役割を全うする。

【経営理念】

1.肯定と受容
相手を受け入れることから人間関係は始まる。
2.看護の質
一人ひとりと向き合う時間を丁寧に。限られた時間の中でベストを尽くす。
3.成長
職員が一人ひとり使命を持ち、常に「人」としても「医療職」としても研鑽を続ける。
4.継続
企業としての存続のために、職員の満足度の高い社風をチームでつくり上げる。

【アクション】

1.笑顔
2.挨拶
3.接遇
4.パラダイムシフト
5.自主性
6.協調・協同

・訪問看護ステーション和について

和のシンボルマークは「梅の花」がモチーフとなっています。昔から「梅仕事」は季節行事としても行ってきた日本人の知恵が詰まっており、丁寧に実を詰み、漬けたり干したりすることで長期保存がきく「梅干し」ができ上ります。訪問看護も「季節」を感じる生活の中で「丁寧なケアを行う」という思いを込めました。
 また、凜とした花弁のたたずまいから、花言葉の一つに「澄んだ心」「忠義」などがあります。看護において人として信頼してもらうことは、健康を預かる職業として非常に大切です。ご利用者様に安心して利用していただきたいという意味合いも込めています。

・訪問看護への思い ~医療職の皆様へ~

私は、これまで看護師としてさまざまなご利用者様の「生き方」を通じ、たくさんの学びをいただいてきました。その中で、看護ケアに必要なものは「技術」だけではなく「寄り添う心」だと感じるように。
 看護師3年目の頃にはじめて在宅医療を知ってから「いつか訪問看護師になりたい」と目標を持ち続け、念願の在宅医療の世界に飛び込んでから5年が経ちました。
 ここまで時間がかかった理由は「ライフスタイルの変化」です。私たちが働く際、時間に制限がかかることもしばしばあります。育児、介護、趣味、目標…。その理由は人それぞれです。
 「訪問看護に興味はあるけど、今の生活スタイルを維持しながら本当にできるかしら」と思う方も多いでしょう。私は、もっと早く訪問看護の世界に入りたかったです。踏み出せなかった理由はいくつかあり、それらを払拭できる方法は「訪問看護経営」だと思い、訪問看護ステーション和を設立しました。

 チームで仕事をするとき、自分の希望が100%叶わないこともあるかもしれません。しかし、サポートし合う風潮があればきっと多少の困難も乗り越えていけると信じています。経営理念にも掲げました「尊重」はご利用者様のみならず、和で働くスタッフにも通じる理念です。
 訪問看護は、さまざまなご利用者様の「生き方」に直接触れることの多い仕事です。ケアの中でやりがいを得ることも多く、人間としての成長にもつながります。その中で新しい自分に気がついたり、これからの人生を考えたりする機会もあり、発見の日々です。また「ほめ育」によるチームビルディングを行い、その人らしい看護ができるよう教育を行っています。
 これから専門職として、人として、どう生きていくのが私らしさにつながるのかと考えたときには、お気軽にご相談ください。一緒に考えていきましょう。

・訪問看護への思い ~ご利用を考えている皆様へ~

在宅療養をお願いしたいがどこに何を相談したらいいのかわからないとのことで、ステーションに相談が寄せられます。訪問看護ステーションの役割の中には、「コーディネート」も含まれます。医師やケアマネージャーとの連携、包括支援センターや保健所といった公的機関との連携など、地域での「つながり」を活かした支援も同じです。人と人とのつながりを大切にし、また個々の価値観を尊重することで、人間関係の基本がつくられ、看護を受ける側も安心しておまかせできると思っています。
 これからは入院における選択肢に加え、在宅療養における選択肢も広がってまいります。コロナ禍で面会もままならないのなら在宅で過ごしたいと、考える方も少なくありません。
 「終活」という言葉が広まったように、自分の最期について生前から考えることも一般的になってきました。終末期ケア専門士として、「人は誰もが同じ終着点に向かって時間を過ごしている」とお伝えすることがあります。過去・未来にとらわれず「今、私がどうありたいのか」に視点を置き換えることで、本来の自分らしさを取り戻していく生活をスタッフ一同で支えていきたいと考えております。

 ここまで読んでくださってありがとうございました。いかがでしたでしょうか。「訪問看護ステーション和のことをもっと知りたい!」と思われたら、お気軽にご連絡をください。お会いできることを心から楽しみにしております。
 
 一人でもたくさんの方と出会い、ともに同じ時間を過ごしていくことで絆を深め、「笑顔」がたくさん見られたらと願っております。